住まいの診断事例
2019年10月4日 金曜日
東広島市M邸[築25年 木造]
住宅診断
屋根
屋根材はスレート瓦です。瓦にずれや、欠損がないかチェックします。画像の通り、とてもきれいな状態です。
基礎
基礎の状態をチェックします。外から見える範囲の基礎部分は、クラック(割れ)・コンクリートの状態・剥離の有無などを確認します。基礎の状態は、非常に良好で、クラックもコンクリートの剥離もありませんでした。
天井
天井に画像のようなクロスの割れがありました。クロスが割れているということは、他の場所も悪い可能性があるという判断材料になります。
浴室
ユニットバスの換気ダクトをチェックします。驚くことに、換気扇本体と換気口をつなぐ換気ダクトがありませんでした。これにより、浴室の湿った空気が天井裏にたまり、グラスウールの劣化や木材の腐食の原因となります。
窓枠
窓枠に結露跡がありました。結露は木材の腐食の原因となるので、チェック項目になっています。
総 評
全体的には、きれいな状態でした。換気ダクトの設置と窓枠の結露の対策が必要であると思われます。
診断費用:
55,000円(消費税別)