住まいの診断事例
2017年4月12日 水曜日
広島市N邸[築38年 木造]
中古住宅の住宅診断
基礎
基礎の施工状況を確認しました。クラックや仕上材の剥離・欠損、仕上材の浮き、基礎表面のカビ、変色、シミなどがないかを確認しました。
床下
②床下を確認しました。構造材の太さは十分か、適切な場所に金物が入っているかなど、細かくチェックしていきます。
室内の傾き
③室内を調査しました。水平器を使用し、家全体の傾きをチェックしていきます。仕上げの確認、建具の確認、設備の確認をしていきます。
小屋裏
④小屋裏を確認しました。施工状況がしっかりとされているかを細かくチェックしていきます。
総 評
■屋内部分について
①1階、2階のトイレ扉に戸当りが確認されませんでした。
②玄関土間の水勾配不具合による排水不良が確認されました。
■設備について
①特に問題はありませんでした。
■早期に補修が必要と思われる箇所
①特に問題はありませんでした。
■早期ではないが補修が必要と思われる箇所
①トイレ扉の戸当りの設置
②玄関土間の水勾配改修をした方が良い
診断費用:
80,000円(消費税別)
- なぜ診断をしようと思ったのですか?
- 専門知識のある第三者に客観的に家を確認してもらいたかったからです。
これから家族で住む家なので、自分では確認出来ない屋根裏や床下、構造等に問題が無いかプロの方に見ておいて欲しかったのが一番です。
また、私と工務店では利害関係があるため、工務店の言い分を信頼して良いのか不安があったので第三者にチェックしてもらいたかったのも依頼した理由です。
- 診断をしてどうでしたか?
- 依頼して良かったです。大きな不具合が無いことが確認できて安心しました。大きな買い物で、これから家族で住む家なのでホームインスペクションはするべきだと思います。今思えば、建築途中にもチェックしてもらっていれば良かったと思います。また、家の現状を報告書として残せるのは嬉しいです。土間の水勾配不具合を指摘してもらえたことは今回依頼して良かったことのひとつです。私が指摘したときは、「角に水が溜まっても、ホウキで水を履いて真ん中に広げればすぐ乾くから大丈夫」、と言われていました。家が建つまでにこんなことが何度か有ったため工務店に対し不安があったのも依頼した理由のひとつです。安心してこれからの生活を楽しみたいです。