住まいの診断事例

軒裏

軒裏や軒天という箇所です。
窓の庇や玄関の庇部分の裏側になります。
雨水が絡む部分ですので、傷み具合をチェックします。
この物件は、痛みで表面が朽ちて取れかかってました。

基礎

基礎部分は家の重要部分の一つです。
外部に面してますので、劣化具合をチェックします。
0.6㎜以上のひび割れがある場合は、劣化事象とします。
この物件は1.0㎜でしたので、劣化事象となります。

外壁

外壁も確認します。
外壁は大きく分けて2つの種類があります。
モルタル等を塗っている塗り壁外壁とサイディング等を貼っている張り材外壁です。
それぞれチェック内容が違います。
この物件は塗り壁外壁で、クラック(ひび割れ)が生じています。

屋根

屋根の傷みもチェックします。
金属屋根の場合は錆や穴あき等を重点的にチェックします。
この物件は塗装が切れて、錆が全体的に回っていますね。

内部壁

内部壁もチェックします。
この物件はタイル壁のところにクラックが生じていました。

傾き

家の傾きもチェックします。
床の水平方向と柱や壁の垂直方向どちらとも確認します。
この物件は床部で13/1000㎜の傾きがありました。
意味は1ｍ進んで1.3㎝沈んでいるというコトです。
劣化事象としては5/1000㎜以上の傾きとなります。